半島のケンサキイカ

こんにちは。昨日(2024年5月15日(水))は夕方から牡鹿半島へ。かみさんにスズキ(河口)かマゴチ(砂浜)かメバル(小磯)かイカ(漁港)のどれが食べたいか聞いたところ、イカという返事だったのでケンサキイカを狙って半島に行ってきました。

気温19度(納竿時17度)、風は南風微風、小潮二日目(14:50頃干潮、23:00頃満潮)、現地での水温は測定しませんでしたがネットでは海水温15度。途中見た鳴瀬川や旧北上川はまだかなり濁り強めでした。

18:30〜20:00、最初の漁港はまったくアタリがなく不発。最後の20分くらいはダイソーのシンキングペンシル(小)でメバル、ソイを狙いましたがこれもダメ。ライズもなく魚の気配がほとんどありませんでした。少し濁りがあり、常夜灯下の味も目視できず。

二か所目の漁港に行ってみると、常夜灯の下に100匹くらいの魚影が見えます。よ-く見ると全部イカ!(携帯で動画撮ればよかったと後で後悔しました) 群れでゆっくり泳いでいます。すぐにエギを投げると5匹、6匹と競うように追ってきてヒット!

胴長20センチくらいのケンサキイカ エギは2号です

群れが居るうちにと思い5匹ほどポンポンと釣り上げたところで群れが見えなくなりました。付近を遠投で探っていると地元?のお兄さんが「イカの吐いた墨はすぐキレイにしないと乾いて落ちなくなりますよ」と教えてもらいバケツとタオルでゴシゴシ。

そうしているうちに、またイカの群れが回ってきました。先ほど少しスレ気味だったので、エギのサイズ(2号⇒1.5号)、色を変えてまた連続ヒット。

そこからは、釣って墨を吐いた時はすぐタオルでこすってきれいにして海水で流していたのですが、だんだんイカがエギを追わなくなり、群れもどこかに行ってしまいました。

後から来た常連の方に教えていただいたのですが、イカの墨を海水に流すとその匂い成分?で、ほかのイカは警戒して餌を食べなくなってしまうそうです。今回、私は盛大に墨を海に流してしまいました!(教えられなくても気付かなくてはいけなかった気もしますが・・・(^-^;)

せっかくイカの群れが居たのに、ゴシゴシ、ザバーとイカ墨と海水を流すことで、自分でポイントを潰していたという・・・(しかも後から来る人達のイカも釣れづらくなり迷惑をかけてしまいました。) イカ釣り初心者の方は私と同じ失敗をしないように注意してくださいね。

イカが釣れたらすぐに大きめのジップロックに入れ、墨を堤防に吐かせないのが正解みたいです。墨を吐くタイミングがイマイチわかっていませんが、次回から試してみようと思います。(良い方法あれば教えてください)

うまく数釣りはできませんでしたが、短時間で12匹のケンサキイカを釣ることができました。見えイカを釣ったので、エギの動かし方とエギに抱き着くタイミングがいつなのかわかり勉強になりました。今回はラッキーでしたが、また好条件の時があれば、もう少しうまく数釣りができると思います。

12匹でした

牡鹿半島、9時間で1匹・・・

こんにちは。昨日(2024年5月10日(金))、午後から牡鹿半島へ。大潮の後の中潮1日目、気温24度(納竿時16度)、風は吹いたり止んだり、水温測定せず。

まだ釣った事のないアオリイカ(春の親イカ?)を求めて半島へ。目的の漁港に行く途中、M漁港の堤防を見ましたがイカの墨跡をひとつだけ確認できました。

まずは本命の漁港へ。14時到着、ひさしぶりの日中の釣りです♪ この漁港周辺は浅く広大な藻場が広がっており、昨秋にはアオリイカ狙いの動画がネットに上がっていました。しかし、どこに投げてもエギを追ってくるイカはおらず、エギを追ってくるのはアナハゼばかり・・・。夕方5時半まであちこちランガンしましたがダメでした。(墨跡もなし)

景色は最高だったのですが・・・1メートルくらいのダツは居ました

2か所目、大きく移動し半島東部の漁港へ。こちらは先行者3名。ここは薄暗くなるまで1時間ほどエギを投げましたが、やはりチェイスすら見えず撃沈。墨跡はひとつだけ確認、やはりアオリイカの個体数が少ない気がします。お話しできた地元のおじさんが午前中は港内で1匹アオリイカが見えたと教えてくれました。鮎川漁港で網が破れて逃げた銀ザケも数匹港内を泳いでいたそうです。このまま漁港で夜を待ちメバル、アジ狙いも面白そうだったのですがイカを釣りたくて次の漁港へ。

3か所目の漁港は昨年7月にイカがたくさん釣れた漁港です。もう暗くなっているので狙いはケンサキイカに変更しました。

強い向かい風の中、一投目。糸ふけをとって最初に竿をあおったとき、グーっと重みがありイカ特有のジェット噴射の手ごたえ。昨年釣った良型と同じポイント、同じ引きだったので慎重にやり取り。ようやく一匹目が釣れました(^^)

(家に持ち帰り計測したところ、胴長28センチの良型でした。((昨年の最大は胴長で31センチありました))

アオリイカではなく、良型ケンサキイカでした

群れでいることが多いのですぐに周辺に投げますが、その後はアタリ無し。狙う水深を変えたり、エギを変えたり、アクションを変えたりしましたがアタリはその一回だけでした。

最後にケンサキイカで有名な大きな漁港へ。こちらは10名くらいイカ狙いの釣り人が。常夜灯下の潮通しの良い場所は当然入れず、近くで釣りながら観ていましたが胴長20センチくらいのケンサキ(ヤリ?)イカがぽつぽつ釣れていました。上手な方は10匹以上釣っていたのではないでしょうか。

常夜灯下にはアジやメバルも泳いでいましたが、数はそれほど多くなく活性も低そうでした。私は暗いところをランガンで探りましたがボーズ。

夜11時過ぎに釣り終了。何とか1匹交通事故のように釣れてくれましたが、この一匹が無かったらと思うとゾッとします。

ヘトヘトになりましたがいろいろ勉強になった釣行でした。